おはようございます。世間は夏休みスタートですね^^

残念ながら為替相場は土日以外は動いてしまうので、ポジションを持っている方にとってはハラハラで夏休みどころではない!という方もいらっしゃることでしょう。

トルコリラは見事な窓開けでスタートしました。

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いつもこちらのチャートにお世話になっております。

え!銀行破綻レートと言われていた7.1突破してない?

トルコはGDPの伸び率で中国を上回っていたり、日本に比べて若者の人口比率も高く、人口自体も増加しています。

経済的、財政的には危機的状況ではないと日経新聞にも記載されていましたが、相場とはこういうものなのかもしれませんね。どんな理由であれ、銀行が破綻してしまえば、大混乱に陥ることは明らかなわけで。

トルコ自体に問題があるのは間違いないのでしょうが、今は全面円高でもあるのでその流れが変わらないことには、張本人たるトルコが上がるはずもまたないでしょう。

トルコ
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ポンド
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ユーロ
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カナダ
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我らがオーストラリアドルも!
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こういうところでどーんと売りをぶちかませたり、円高時にコツコツせっせと拾っていくことができる人間が為替で稼いでいけるんだろうな〜と思います。

株も下げているようで、トルコに端を発した世界同時株安がまた来るんでしょうか・・・

ちなみに、ここ20数年の最安・最高値を各通貨見てみると

  • 米ドル 147.6→75.5
  • 豪ドル 107.8→55
  • ポンド 251→116.8
  • カナダ 125.5→57.8
  • NZ 97.8→41.9

(※→は単なる歴史的な変動の幅を示すだけです。時系列は無視してます。)
こちらのサイトに詳しく掲載されています。

こうやってみると、先進国通貨でも半値以下なんてことがここ20数年(通貨によってはもっと短いスパン)で起きているわけで、新興国通貨たるトルコリラが30年かけて100円→15円の道を辿っても不思議ではないのかもしれません。(暴落した今更だから言えることではありますが)

米ドルも固定相場制の時には1ドル360円。そこから変動相場制に移行しての最安値75.5円と考えれば、21%になった計算です。

さすがに時間軸無視と、固定相場→変動相場まで考慮に入れての比較は暴論ですが、もはや米ドルが360円になることは恐らくないであろうことと同様に、トルコも100円に戻ることはないんでしょう。高望みはしないので、長い時間をかけて30円くらいまで戻ってくれるとありがたいですね^^

豪ドルも70円台に突入しそうですが、さすがにここからポジションを増やすのは怖いので、私はもう8月はおやすみで、動きを確認しつつ、ちょこちょこブログを書く程度にしておこうかなと思います。

今回も儲けることができず無念です。