利用しているFX会社

DMM.com証券

取引概要

個人口座&裁量トレードで運用しています。

取引期間は2000年8月~2015年12月現在です。

取引ベアは円を基軸に相手は米ドルもしくはユーロです。

市況により円とカナダドルや円とポンドも取引していました。

他人の言うことに惑わされ過ぎた

市場の分析手法と投機への意思決定は、主にファンダメンタルズ分析を基本としていました。

チャートなどはトレンドを把握する程度の参考として見ていました。

今思えば失敗した原因は、人の言う事ばかりに気を捉われ過ぎて、冷静な自己判断が出来なかった事によるものだと思っています。

最初は経済雑誌やネットの情報など丹念に読み漁り、ノートなどに自己分析をしていました。

利益確定のタイミング、損切りをするタイミングなど、あらかじめ決めておきそれを実行していました。

その頃は割と失敗をする事が少なく、利益を出す方が多かったように思います。

次第に利益を出す事が多くなると調子にのって、段々情報を広く収集しなくなってきて、ノートに分析もせず、自分の気に入っているアナリストの報告書や分析しか見なくなってきました。

そしてその方の意見に従って買いや売りをするようになってきたのです。

それでも割と利益を生み出しており、「この人の言う事は信用できる」と錯覚し、徐々に失敗を増やしていく事になったのです。

乱高下についていけず100万円の損失

直接損を出す事になったのは、ポンドの対円に対する価格の乱高下についていけずに、一気に損を出してしまった事にあります。

元々価格の変動が激しいベアという認識はありましたが、アナリストも「買い」のシグナルを示唆していましたし、チャートも上昇トレンドにあったので油断していました。

トレンドにのって大きくレバレッジをとってしまい、価格の下落に伴い大きな含み損を出してしまいました。

あわててノートによる自己分析をし直しましたが、冷静に考え一刻も早い損切りを出す状況でした。

しかし経験のない損失額が判断を誤らせポジション維持。

このままでは元金割れを起こす状態になった時にやむおえず決断し、結果的に大きな損失を出したままポジション解消する羽目になりました。

損失額はおよそ100万円です。

大変ショックでした。

今考えればノートによる自己分析を継続していれば、ここまで損を出すことは無かったかもしれません。

何故なら損切り額も前もって決めておき、それを実行していたからです。

失敗後は基本に帰り前のやり方を復活させています。

ベアやレバレッジ、利益確定や損切りについても全て制限ルールを自分に課し、損失回復に向け頑張って取引を継続しています。

現在は取引金額は最小単位におとして、元手を維持する程度に取引を続けています。